シンドラーエレベータの事故とは?
シンドラー社のエレベータで2006年6月3日、日本の高校生が犠牲になった事故がありました。
東京都港区内のマンションに設置されていたシンドラー社のエレベータに1階から自転車を押して乗り込んだ高校生が、自宅がある12階で降りようとし自転車に跨って後ろ向きで降りようとしたときエレベータが扉を開いたままの状態で上昇したことで天井とエレベータに挟まれて死亡しました。
同乗者がすぐに緊急停止ボタンを押し、エレベータは動作を停止し駆けつけた救急隊員によって約40分後に救出されましたが長時間胸や腹部を圧迫していたことが原因で死亡しました。
事故の原因は、低価格で非正規メーカーに保守点検を依頼していたことで整備不慮を招いたことでした。